岩瀬公認会計士事務所  岩瀬哲正税理士事務所

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セミナールーム

200703b  「会計参与」ってなに?

  会計参与とは、会社法で新たに創設された会社の新しい機関です。
 中小企業のなかにも円滑な資金調達などのために、計算書類の適正さを確保したいとの要望がありました。しかし、中小会社では経理の専門家がいないところが多く、適正な計算書類を作成する知識や実務に乏しいのが現状です。そこで、会計の専門家としての「会計参与」が取締役と共同で 計算書類を作成すれば、計算書類の適正性・信頼性の向上につながると考え、会社法で創設されました。



−会計参与になれるのは税理士と公認会計士だけ−

 会計参与には、信頼性のある、適正な計算書類を作成するという重要な役割があるので、会計・税務に関する高い専門性が求められます。そのため、会計参与になることができるのは、税理士(税理士法人を含む)と公認会計士(監査法人を含む)だけとされています。
 また会計参与は、その独立性を保つため、その会社(子会社を含む)の取締役・監査役・会計監査人などと兼任することは禁じられています。



−取締役と共同で適正な計算書類を作成することが役目−

 会計参与の主な職務は、以下のとおりです。
  (1) 会社の計算書類を作成する
  (2) 計算書類の説明を行う
  (3) 会社の計算書類を保管する
 なお、これらの職務を怠ったことにより会社や債権者などの第三者に損害を与えた場合、会計参与はその責任をとって損害を賠償しなければならない可能性あります。



−会計参与は取締役と同じ会社の「役員」−

 会計参与は会社内部の機関なので、取締役や監査役などと同じ会社の役員ということになります。その設置義務や任期などは次のとおりです。
 (1) 設置するかどうかは会社の自由
 (2) 任期の定めは取締役に準じる




−会計参与設置のメリット−

 会計参与が会社の計算書類の作成に関わることで、例えば次のようなメリットが期待できます。

(1) 信頼性の高い決算書を作成できるので、金融機関などからの信頼を得やすくなり、円滑な資金調達が可能になる
(2) 取引先などからの信頼が高まるので、取引の拡大や新たな取引先の開拓につながる
(3) 適切な会計処理により、自社の状態をより正確に把握できるので、その状況に応じた適切な経営判断を行うことができるようになる
(4) 株主総会や取締役会において、取締役の計算書類の作成や説明等の負担が軽くなり、経営に専念できるようになる   など



−会計参与の設置は株主総会の決議が必要−

 



 詳しい内容は、事務所情報誌に掲載しています。お問合せください。


具体的な事案への適用に際しては、必ず専門家等にご相談の上ご活用ください。

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